改めて、日本にはいいホールが沢山ありますね。
昨日は大田区にあるアプリコホールでした。
プログラムはイスラムの素晴らしい影響を受けた作品を基軸にしたくて選曲しました。
モーツァルト作曲“後宮からの逃走”序曲
後半はベートーヴェン作曲“交響曲第7番”
一部ではラヴェル作曲のピアノ協奏曲もありました。(これは黒人音楽、フランスの土着舞踊の要素など多様的に取り入れた作品、そして第2楽章は絵画を超えて美しい!)
教育とは裏腹に、西洋の伝説的ブランドの建造物の中に、私はいつしかイスラム文化を感じていました。
天才作曲家がその価値観の泉を遺してくれた事に、、その事が、、
スパークだと思います。
私は特別な宗教を持っていませんが、
そういった感動的な瞬間に神さまはいると信じずにはいられません。
偶然にもカトリックのシスターの叔母や、お寺の親戚もいますのも事実です。
それに、私の母方は平戸の隠れキリシタンとしての家系でもあります。
だから神さまがいると感じたという訳ではなく、
芸術家が遺した作品を通じて神さまはいると、強く感じています。
義務としてだけでなく、
本能的な生き方をしたいと何か強く思い始めてます。
ようやく、自分自身の天秤とコンパスという価値観を信じたいと思い始めました。