ブラジルは南米ですが、英語はほとんど通じません。南米という呼び方が不自然に感じるほどです。
ブラジルはポルトガル語を話しますから、オーケストラリハーサルでは数字さえ覚えたらあとは音楽用語に随分助けられています(~o~)
今回のブラジル国立響からのお招きは、遡る事2007年付近にヨーロッパで指揮した時に繋がります。
当時は、ヨーロッパのオケや劇場を経てイギリスを目指していました。そして、40歳までにイギリスを経てアメリカに渡るというルートを道標に自分に課していました。
インターナショナルなものよりも、民族的な特質を強く残すオケや劇場で指揮してきたのは、私は音楽を言語として捉える考えを強く持っているという事と、歴史好きなので私なりの“特選歴史ルート(^.^)”で歩いていきたかったからです。
それにしてもヨーロッパでの公演を見た方たちが私をブラジルに呼ぶよう数年も前から繋げて下さっていたと思うと感動です。
もちろんこれまでの道はそのように見ず知らずの方を含む誰かがいつもチャンスを与えて下さっていたという事です。
大陸や海を越えた時ジワジワ感じます。
うまく言えないけど、、何か凄くヨーロッパ的な繋がりを感じています。
今回のブラジル国立響との公演は、約2年前からほぼ決まっていましたが、VISA取得の書類はアメリカに匹敵する程書類が多く必要だったのに、かなりのんびり。
リハーサル開始5分前にはまだ楽団員は数人、2分前で半分、30秒前に全員揃った(゚_゚)
南半球の流儀、キリキリせず色々と楽しむ事にしてます(^_^;)