何人かの方にお手紙で、今回の『ロミオとジュリエット』の事についての素朴な質問がありましたので、ちょっと紹介しますね(^-^)
オーケストラのリハーサルの後、そのままリハーサル会場をお借りして、スタッフ総出の衣裳付きの通し稽古をしました。音源はオーケストラリハーサルを録音したもので。
翌日に備えて21時少し前に全てのリハーサル終了。
翌朝から今回使用しているアクティングスペース(これは八王子で使うものの一部分で、今回はそれを借し出し(^-^))
の組み立てが始まり、そうするうちに照明合わせが始まります。
昼過ぎから場当りが始まります。 この時に、実際舞台に立って階段の上り下りや舞台の細かい立ち位置等々を確認し、出のタイミングも計ります。
そしてオーケストラがスタンバイして、いよいよゲネプロが始まります。
ゲネプロでは本番同様の20分の休憩を取りますが、その間に細かい手直しもしていきます。
ゲネプロ終了後から30分後には開場しますが、バックステージでは各セクションの最終チェックがまだ続きますが徐々に各々が集中に入っていき、独特な静寂が訪れてきます。
そして本番。
これは今回の場合で、日本のオペラ団体ではゲネプロは本番日にはしませんし、海外の劇場ではゲネプロはシーズンに入るとしません。各状況によって色々なんですよ。