雨の東京から飛行機で金沢へ。
機内で短めの爆睡から目覚め、7月からのイルミナートフィルの書類に目を通す。
(イルミナートフィルの活動や計画は各セクションの準備ができ次第、発表していくと
思いますので、楽しみにしていて下さいね(^^)。)
そうしている間に、写真のように頭の中にある楽譜が歯車のように動いてくる。
今日はチャイコフスキー交響曲No.6 “悲愴”を指揮する。
特にビオラの歯車を私は動かしていく。
移動中の車で、頭の中はずっと検証のような思考。
ホテルに到着すると、マーラー交響曲No.2のリハーサルの書類が届いていた。
部屋に到着して、まずは7月からのイルミナートフィルの書類の中のシーティングを
確認して、すぐマーラーに取りかかる。
マーラーの整然としたスコアは、つい和声的観念にとらわれがちだが、
よりポリフォニックに運びたい作品だと強い願望を持つ。
今晩のリハーサル時間まであと3時間となったので、これから再びチャイコフスキーの
世界に戻ります。