もうひとつ重要なご報告をします。
2007年にダボス会議より世界的リーダーに選出して頂いてから5年の日々が経ちました。
様々な経験を与えて頂いた中、最も感動的だったのは
ワシントン ホワイトハウスに2度招聘され、ライス国務長官、クリントン国務長官の情熱を間近に感じた事。
そんな中、クリントン国務長官とお会いした翌日、オバマ大統領がノーベル賞を受賞した発表があり、ホワイトハウスがワサワサしている日、その場に居れたのは今となっては歴史的貴重な経験でもありました。
EU本部に於て、オランダの王子のやさしさと同時にヨーロッパ人の厳しさと情熱を感じられた事。
ヨルダンに於て、イスラムの王室が率先して教えて下さった中東の歴史に厳しさと情熱を感じた事。
北京に於て、鮮卑人・大月氏・漢民族の厳しさと情熱の中、新しく認識する歴史を感じた事。
ハーバード大学大学院のケネディスクールに留学させて頂いた日々は、かつて留学した時以上の日々(若き一秒と今の一秒とは全く違うように感じる)でした。ダボス会議がこの5年間、毎年推薦して下さり、アメリカの3つの財団が私のスケジュールを優先してこの留学資金を出して下さいました事に感動をもって深謝。
そしてこの時の貴重な日々を、一秒の選択を、毎朝思い返しています。
人生において価値観が変容する貴重な経験を与えて下さいました。
そして私の最も尊敬する
メンター、H.キッシンジャー博士の歴史的な情熱。
総ての日々が行っては戻る。
そのような感覚はメンター故に。
これまでの5年間は、ヨーロッパからアメリカへ渡るだけでなく、確実に私の価値観を変容させました。
そして今年からはヤンググローバルリーダーから立場も変わり、Shaperとして新しい世界にまた挑戦していきたいと思います。
そしてそれはやはりいつも芸術で表現していきたいと思います。
これまでの小さな細い“閂”をはずし、自分の心の入り口が“門”になりたいと思っています。