初めてアパルトヘイトを知ったのは社会科の教科書だったと記憶しています。
子供心に悲しく、そして恐怖を感じました。
日本人は有色人種なんだと始めて知ったのもその時です。
マンデラ元大統領のお誕生会への招待状が何度か私の元に届いていました。
これはいわゆる楽しいパーティーではなく、世界の様々な職種の人々が集まり、問題改善の為に話し合うといったものです。
私は毎回仕事の都合がどうしてもつかず、その場には参加できなかったのですが、マンデラ元大統領のリーダーシップのもと、世界の多くの人々が現状をより良くしようと力を合わせておられます。
マンデラ元大統領は亡くなられましたが、灯火は消える事がないと信じています。
黒人世界の話だけではありません。
世界には日本人が住めない場所も沢山あります。
たとえ資金があっても人種的に住めない所が実際あります。
『蝶々夫人』を制作しているのは、そういった事に対して表現している部分もあります。