韓国政府が主催する
日韓国交正常化50周年記念コンサートが、
明日サントリーホールで開催されます。
今日はそのリハーサルでした。
スミ・ジョーと一年半ぶりの再会(^^)
スミさんとはリトアニア国立響で初共演依頼、これまで約20公演共演してきました。
特に アメリカでのコンサートツアーの事は、、、
ロサンゼルス、オレンジカウンティ、そして ニューヨークのカーネギーホールでの共演は忘れられないものです。
レコーディングも共にしており、クラシック好きの方たちにはお馴染みの
黄色いラベル【ドイツグラモフォン】から発売されています。
ヴァチカンより初めて招聘される事になった時も、
私のたっての希望でスミさんに出演してもらいました。
スミ・ジョーは私の尊敬する音楽家であり、
又とても大切な友人のひとりでもあります。
今回はスミさんから連絡があり、友情の証として明日のコンサートを指揮する事になりました。
プログラムは多彩で、クラシック曲から日本の唱歌・韓国の民謡も演奏するのですが、韓国の民謡を歌い終わった後 スミさんが
“この曲は日本の曲みたいでしょ”と言った曲は確かに日本の演歌のようです。
私が面白いなと思った韓国の曲は「景福宮打令」。
韓国舞踊が見えてくるような曲です。
演奏しながらジーンときた曲は、「アリラン」を管弦楽曲にした作品。
作曲家が自国への愛情と誇りを持って作った事がひしひしと伝わってきます。
韓国の人たちがとても大切にしている作品を、私も敬意を持って指揮したいと思います。
ソウル市少年少女合唱団と杉並児童合唱団共に 純粋無垢なとても美しい歌声で共演しています。
古代より文化面でも深い繋がりのある日本と韓国が
この先も未来も
より良い関係になりますよう心から願い
明日の指揮を務めさせて頂きます。