南米ラストコンサート
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最終日に相応しいコンサートとなりました。和太鼓協奏曲では、金曜日の和太鼓奏者は壱太郎さん、そして最終公演ははせみきたさんが演奏しました。壱太郎さんの演奏模様は報道で日本でも流れたようですが、今日のはせみきたさんの演奏も緊張感と気迫に満ちた素晴らしいものでした。そして、金曜日のコンサートを聴いてまた今日も来て下さった方たちもいらしたようで、私がステージに上がった瞬間に客席から歓声があがり、本当にうれしかった(;o;) 一生忘れない(;o;)客席からのエネルギーは、演奏中の凄い集中力、終わった時は共有した喜びの歓声!演奏家にとって理想的なコンサートでした。今回の南米滞在は3週間強。これまで私が経験した長いコンサートツアーは、オフ日が計3日ほど挟まれましたが、約25公演というのもありました。連日移動しながらの公演で、もちろん大変な体力と精神力を必要としました。しかし、同じオーケストラで2つのプログラムでしたから、公演を重ねる毎に オーケストラとのやり取りは“あうんの呼吸”に近づき、やり易くなる部分も多いにありました。今回の公演は4公演でしたが、国も変わるし、各オーケストラのリハーサルは毎回ゼロから始まるし(各4回)、プログラムも変わりますし、まとめあげるにはやはり体力と精神力がとても必要でした。 それでも新天地での仕事の中で音楽的に集中できましたのは、日系の方たちの、駐在日本人の方たちの、大使館・領事館の方たちの多大なるご配慮、そしてサポートによるものでした。同行スタッフたちも本当によくやってくれましたので、私も安心して舞台に立つ事ができました。改めまして南米でお世話になりました全ての皆様と公演に携わって下さいました全て皆様に、心からの感謝を申し上げます。また再会できます日を楽しみにしております! 日本からもたくさんの声援を送って下さり、ツアーの成功を祈って下さいました皆様、本当にありがとうございました!これから荷作りをして空港に向かいます。アメリカを経由して日本まで約30時間(^o^;)!元気に帰国します(^^)。
by tomomi-nishimoto
| 2015-08-03 03:42
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